茶道では、お抹茶をすくう茶杓(ちゃしゃく)に「銘(めい)」という名前が付けられます。
茶杓そのものに不変の銘が付けられているものもあれば、
銘を持たない茶杓に、亭主が茶会別に都度ふさわしい銘を付けることもあります。
そのため、お稽古でも本番を想定して、茶杓の銘をあらかじめ用意しておきます。
(忘れるとかなり焦ります・・・)
季節感のある銘はたくさんありますし、他の方と被らないように複数の候補を覚えておく必要があります。
そこで、よく使われる茶杓の銘(裏千家)を月別にまとめました。
さらに、覚えやすいように銘の意味や由来を載せています。
参考文献も記載していますので、ご自身の学びにもご活用いただければ幸いです。
濃茶での銘はこちらでご紹介しています。