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竹笋生(たけのこしょうず)

第二十一候 立夏 末候

5月15日~19日頃

筍(たけのこ)が生えてくるとき

筍は、品種によって旬の時期が異なります。

春先の3月中旬から出回るものは、「孟宗竹(もうそうちく)」で柔らかく香りがよい品種です。

品種外観・収穫味わい・食感
孟宗竹(モウソウチク)3~5月頃
(鹿児島県南部では12月頃から出荷)
皮の色はやや茶色がかっており、太い。
一般に春の筍掘りを楽しむにはこの品種。
柔らかく香りが良い
真竹(マダケ)5~6月頃細身で皮には黒いまだら模様がある。
地面から出ているものを根元のあたりで折って収穫。
あくが強く少し苦味がある
淡竹(ハチク)5月頃赤茶色の薄い皮に包まれていて、少し細身。
地面から出ているものを収穫。
やや甘味があり淡白で繊細
えぐ味も少ない
四方竹(シホウチク)10~11月上旬頃細長くきれいな黄緑色。
方形状の稈(かん中空になっている茎)が名前の由来。
主に高知県で栽培
秋に収穫されるののは全国でも珍しい。
シャキシャキとした独特の食感
千島笹(チシマザサ)/ 根曲がり竹(ネマガリダケ)6月頃根元が少し曲って育つ。
生産は北日本が中心
地面から15~20cmほどに成長したものを収穫。
香りが高くあくが少ない

筍ごはん、筍の土佐煮・・・

美味しいタケノコ料理を食べたくなってきました(笑)

※参加文献・Webサイト
国立天文台「七十二侯」https://eco.mtk.nao.ac.jp/koyomi/wiki/B5A8C0E12FBCB7BDBDC6F3B8F5.html
国立国会図書館デジタルコレクション「懐中要便七十二候略暦」https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/831101
水野久美(文) 森松輝夫(絵) 2020年「絵で楽しむ 日本人として知っておきたい二十四節季と七十二候」 (株)KADOKAWA
エイ出版社(著) 2016年「にっぽんの七十二候」(株)枻(えい)出版社
フリー百科事典『ウィキペディア』「七十二候」https://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%83%E5%8D%81%E4%BA%8C%E5%80%99
・農林水産省『aff 2021年3月号』「これからが旬!たけのこで「春」を感じよう」https://www.maff.go.jp/j/pr/aff/2103/spe1_02.html
・(財)夢産地とさやま開発公社「秋に採れる竹の子?!高知県名産 四方竹のご紹介と販売。」https://yumesanchi.jp/2020/09/01/%E7%A7%8B%E3%81%AB%E6%8E%A1%E3%82%8C%E3%82%8B%E7%AB%B9%E3%81%AE%E5%AD%90%EF%BC%9F%EF%BC%81%E9%AB%98%E7%9F%A5%E7%9C%8C%E5%90%8D%E7%94%A3-%E5%9B%9B%E6%96%B9%E7%AB%B9%E3%81%AE%E3%81%94%E7%B4%B9%E4%BB%8B/