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1月の着物

初詣や新年会など、1月は着物を着る機会を作りやすいのではないでしょうか?

吉祥文様、干支柄、宝尽くしなど、新年のお祝いに合わせたコーディネートも楽しめます。

 

茶道の世界でも、「初釜」と呼ばれる新年の初お稽古やお茶会では、訪問着や振袖などの華やかな装いになります。

普段のお茶会は色無地が基本ですから、ここぞとばかりにタンスから出して着ます(笑)

今年はWithコロナとして、久しぶりに対面でのお初釜に出席してまいります。

特別な日の着物でのお出かけはワクワクしますね。

 

1月の装い例

ご参考までに、季節を感じられる装いの例です。

【着物】
 ・仕立て:袷
 ・素材 :縮緬・緞子・真綿紬・重みのある紋意匠縮緬
【帯】  縮緬・錦織・唐織・紬
【半襟】 塩瀬羽二重・縮緬・ふくれ織り
【長襦袢】
 ・仕立て:袖無双
 ・素材: 綸子・縮緬・羽二重
【帯揚げ】総絞り・飛び絞り・縮緬・変わり織り
【帯締め】唐組・平組・冠組
【羽織】 縮緬・紋綸子・紬・ウール
【コート】繻子・縮緬・紬・ウール・ベルベット・カシミヤ・毛皮
【履物】 艶消し革製台に太目のビロード鼻緒・コルク台に縮緬鼻緒・畳表台にビロード鼻緒
【季節の色】白・紅・朱・茜色・深緑・黒・藤紫
【季節の柄】松竹梅などの吉祥文様・雪持ち笹などの雪持ち文様・有職文様(ゆうそくもんよう)・干支文様

※参考
・世界文化社「家庭画報特選 決定版 きものに強くなる」
・徳間書店「歴史・文化・伝統がわかる 時代考証家のきもの指南」
・その他、きもの講師認定取得にあたり得た資料(非公開)