朝晩の冷え込みが増し、都内はすっかり秋となりました。
行楽の秋、芸術の秋、食欲の秋(秋に限りませんが 笑)・・・
きものでお出かけする機会が多くなりそうですね。
美術館めぐりや庭園のお散歩など、たくさん歩くのもこの季節です。
お出かけした後は、草履もお手入れすると、長持ちしやすくなります。
とは言え、面倒くさがりの私は、あまり手順が多いとやらなくなってしまうので、
一つだけ、必ずするようにしていることがあります。
それは・・・
『表面についた汚れを落とす』
です。
私のやり方はこちら。
1.キッチンペーパーを軽く湿らせる ※水をよく絞ります
2.草履の上、側面の表面をやさしく拭く ※湿り気が気になるときは、乾拭きもします。
3.草履の底を拭く ※草履の状態チェックを兼ねています
4.完全に乾かしてから、しまう
エナメルなどには、本来は布を使った方が良いのでしょうが、
それを洗うのが面倒なので、キッチンペーパーを使っています。
(真似される方は自己責任でお願いいたしますm(_ _)m)
歩くだけなら、足袋が当たるところは、それほど汚れませんが、
座敷に上がったり、お寺の回廊などを歩くと、足袋に付いた汚れたが移ることもあります。
電車に乗ったり、人混みに出ると、階段にぶつけたか、キャリーケースのコロコロに当たったか、
側面に黒く擦れた跡がつくこともあります。
特に、淡い色の草履は汚れが目立つので、きれいにしておきたいものです。
帰宅後でも次の日でも構いませんが、汚れが落ちやすいうちに拭き取るのがオススメです。
普段使いの草履も、ひと手間かけるだけで、また気持ちよく履けます。
きものを着た日のお手入れはこちらでご紹介しています。
次は、どこにお出かけしようかしら?
(まずはお稽古かな・・・)