濃茶の点前で使える茶杓の銘です。
茶杓の銘は、薄茶の点前では季節感のあるものを選びますが、濃茶は季節感が無いものを使います。
お稽古に便利な一覧にしてみました。
お稽古では、知っている銘を繰り返し使いがちになってしまいますが
何回も使えば自然と覚えられるはず!
・その時の気分で選ぶも良し
・上から順番に使うも良し
・覚えやすいXX個を繰り返すも良し
いずれも素敵な言葉ですから、意味と合わせて覚えたいものです。
知らない言葉も覚えやすいように、読みの文字数でまとめてみました。
最初は短い銘から、徐々に長い銘にチャレンジしてはいかがでしょうか?
※随時更新しようと思います
意味は、禅語の解釈等々ありますし、先生からご指導いただいたり、ご自身で学ばたほうが記憶に残りやすいと思いますので、あえて記載いたしません。
| 読み文字数 | 銘 |
|---|---|
| 1 | 無(む) |
| 和(わ) | |
| 2 | 独楽(こま) |
| 無事(ぶじ) | |
| 3 | 佳日(かじつ) |
| 常盤(ときわ) | |
| 白雲(はくう) | |
| 和敬(わけい) | |
| 千歳(ちとせ) | |
| 4 | 閑居(かんきょ) |
| 宝珠(ほうじゅ) | |
| 平安(へいあん) | |
| 洗心(せんしん) | |
| 初心(しょしん) | |
| 幽玄(ゆうげん) | |
| 徒然(つれづれ) | |
| 若人(わこうど) | |
| 手習(てならい) | |
| 5 | 静寂(せいじゃく) |
| 無一物(むいちもつ) | |
| 高台寺(こうだいじ) | |
| 6 | 二人静(ふたりしずか) |
月別の銘はこちらでご紹介しています。
※参考文献・Webサイト
・淡交社「茶の湯の銘 季節のことば」
・淡交社「裏千家茶道教室 おけいこ暦帳」
・淡交社「茶趣をひろげる歳時記百科 」
・goo国語辞書(小学館提供『デジタル大辞泉』)https://dictionary.goo.ne.jp/jn/
茶の湯の銘季節のことば (淡交新書) [ 淡交社 ] |
茶趣をひろげる歳時記百科 [ 筒井紘一 ] |