第十九候 立夏 初候
5月5日~9日頃
蛙が鳴き始めるとき
「蛙」は口語・俗語として、「鼃(かわず)」は歌語(かご)や雅語(がご)として和歌や平安時代の雅文(優雅な文章。特に平安時代の仮名文やそれを真似たもの)に使用されていました。
蛙は元の場所に帰る習性があるため、「無事に帰る」や「お金が返る」として縁起物にされています。
鳥獣戯画のカエルさん
見よう見まねで書いてみました(笑)
練習したら上手く書けるようになるかしら?
こちらは、なぞるだけで鳥獣戯画が書ける本です。
筆ペン付きで、お手本も同じ筆ペンで書かれています。
上手く書けなくてもペンのせいにできません(笑)
鳥獣戯画がお好きな方はもちろんのこと
写経は苦手だけど、無心になりたいという方にもオススメです。
ちなみに、私のカエルさんには、こちらの筆ペンを使いました。
(全然使いこなせていませんが…)
墨一色での表現も素晴らしいけれど
フルカラーだったらどういう世界になるのか、見てみたいものです。
※参考文献・Webサイト
・国立天文台「七十二侯」https://eco.mtk.nao.ac.jp/koyomi/wiki/B5A8C0E12FBCB7BDBDC6F3B8F5.html
・国立国会図書館デジタルコレクション「懐中要便七十二候略暦」https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/831101
・水野久美(文) 森松輝夫(絵) 2020年「絵で楽しむ 日本人として知っておきたい二十四節季と七十二候」 (株)KADOKAWA
・エイ出版社(著) 2016年「にっぽんの七十二候」(株)枻(えい)出版社
・フリー百科事典『ウィキペディア』「七十二候」https://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%83%E5%8D%81%E4%BA%8C%E5%80%99
・goo国語辞書(小学館提供『デジタル大辞泉』)